かぎ針編みは、まず最初に鎖編みで必要な数の「作り目」を作ります。完成品の大きさに合わせて必要な数の作り目を作る作業は、かぎ針編みに共通する最初の作業です。
作り目の鎖編みは、引き締めすぎると編み目がきつくなり、2段めからの目が拾いにくくなるので、緩めに編むことがポイントです。
鎖編みの作り目
①基本の持ち方で糸と針を持ち、糸端から10〜20㌢程度の位置でかぎ針に糸をくるりとかけて手首を返し、かぎ針に糸を巻きつけるようにしてループを作ります。

②人差し指にかかっている糸をかぎ針にかけて、ループから引き抜きます。

③糸を引き抜いたら引き締めます。写真のように、糸玉側の糸を左手にかけるようにもちます。

④糸端を左手の親指と中指で押さえるようにして持ち、かぎ針に糸を手前から奥に引っ掛けたら、引き抜きます。

⑤引っ掛けて、引き抜く。これで一目完成です。


⑥引き締めすぎると二段目が作りにくくなるので、鎖目の根元を持ちながら適度な力加減で作っていっていきましょう。
