マスキングテープは様々なカラーや模様が豊富で、レジンクラフトと大変相性のよい素材です。プラバンとレジンを組み合わせて簡単にオシャレなピアスを作ることができます。

マスターできるレジンクラフトテクニック

• プラバン加工テクニック
• UVレジンコーティング
• マスキングテープアレンジ

材料

• マスキングテープ・・・数cm程度
• ヒートンパーツ【ゴールド】・・・2個
• U字ピアス【ゴールド・約15×12mm】・・・２個
• 丸カン【ゴールド・0.6×3mm】・・・2個

道具

• UVレジン
• UVライト
• 筆
• 平ヤットコ
• 丸ヤットコ

作り方

①プラ板でピアスのベースとなるパーツを作ります。

プラバンの特徴と扱い方のポイント

プラ板とは透明なプラスチックの板で、加熱により収縮し固まる性質を利用してアクセサリー作りなどに利用することができます。子どものキーホルダー作りなどに利用されたりしますが、ポイントを押さえることで大人でも十分に楽しめるクオリティの高い作品を作ることができます。
ポイント1・加熱による収縮
加熱前は薄いプラスチックの板ですが、仕上がりサイズは約1/4～1/6となります。このサイズ収縮を想定して作りたいものよりも4~6倍の大きさでカットします。
（仕上がりサイズは製品により異なります。）
ポイント2・加熱方法
プラ板の加熱にはトースターやオーブンを使用します。この時、アルミホイルやクッキングシートなどを使用し、その上にプラ板を乗せて加熱することがポイントです。
アルミ箔を使用する場合にはしわしわにして、光沢がない方を使用します。
ポイント3・加熱時間
加熱開始からしばらくすると、プラ板は大きくそり返りながら縮みはじめます。さらに加熱することで縮ながら再度平らになってくるため、大きくそり返っても慌てて取り出さないようにするのがポイントです。約1/4～1/6の大きさになって、収縮が止まります。
ポイント4・加熱後すぐに重しをのせる
加熱収縮したプラ板は、すぐに重しを乗せて冷ますことで平らになります。加熱したプラ版の上にクッキングシートなどを置き、その上からまな板などのある程度重みのある平らな重しをおきましょう。
※冷めてしまってから重しを乗せると、割れてしまう可能性があるので注意してください。

以上のポイントを意識して、ピアスのベースとなるプラ板パーツを作り、マスキングテープを張ったら、マスキングテープをはさみでカットします。この時好きな柄が出るように適宜マスキングテープの場所は調整してください。
さらにはみ出た細かい部分もはさみで取り除いていきます。

② 作ったパーツをUVレジンでコーティングしていきます。まず最初に側面と裏面に塗り残しがないようにレジンを筆で薄く塗り広げ、レジン台に乗せて３０秒照射します。

③表面にレジンを塗ります。 表面はこんもりとなるように多めにレジンを出し、爪楊枝で全体に広げてください。 気泡が入った場合は爪楊枝の先でつぶしていきます。
この状態でさらに２分間照射します。

④ヒートンパーツをつけていきます。 ピアスの上部分にレジンを少量おきヒートンパーツをのせます。 この状態で手に持ったまま1分強照射します。もし1分で硬化が甘いようならさらに30〜1分照射時間を追加します。

⑤ヒートンがしっかりと接着されたら、丸カンを通しピアスパーツと接続します。このとき、こんもりとコーティングしたプラ板の表面がピアスの正面になるように、ピアスパーツの向きを確認しましょう。

⑥ピアスの完成です。