チェーンステッチはループが繋がり鎖のようになるステッチです。太くしっかりしたステッチになり、ラインを描く以外にも図柄を埋める際にも使用します。

 

チェーンステッチのポイント

• ステッチの方向は、下から上に刺し進めるとやりやすくなる
• チェーンの形がふっくらと同じ形になるように糸の引き締め加減を調整する
• 左手で糸を押さえながらステッチする
• ライン以外にも、図柄を埋めることができるので幅広い場面で使用しやすい

 
①チェーンステッチは下から上に刺し進める。裏から糸を出した箇所と同じ所に針を落とし、作りたいチェーンステッチの大きさに合わせて、針を先に進める。

 
②針の周りを糸がぐるりと回るような状態にし、糸をゆっくりと引き抜く。


 
③ふっくらとしたチェーンの形に整えたら一目完成。

 
④同様に、針を出した箇所と同じ所に針を入れ、針を刺し進めて糸を引く。
あまり引き締めすぎるとふっくらしたチェーンの形にならないので、力加減を調整することがポイント。左手の親指でしっかり糸を押さえてステッチするとやりやすくなる。

 
⑤チェーンステッチはラインだけではなく、写真のような図柄を埋める際にも使用する。
刺す方向としては、四角の外周をぐるり刺した後に右左に直線で動くステッチ、丸みを帯びた図案は外周を回ってそのまま繋げていくステッチなどがある。